会社勤めの社会人になると、プロジェクトのスケジュールや顧客への納期などの関係で、なかなか自由に休暇をとることができないのが現状です。このような場合、スキーのように現地に出向かなければ楽しめないスポーツを趣味にもつと、機会を見出すのも大変です。そこで、旅行会社などが取り扱っている、日帰りのスキーツアーに応募すると便利です。日帰りのスキーツアーであれば、現地の旅館やホテルなどに宿泊滞在をする、従来からあるツアーとは違って、時間を効率的に使うことができますので、休暇の日数が少ない人であっても参加が可能です。

日帰りの場合の日程ですが、ふつうは早朝に集合場所から観光バスなどで出発し、混雑する時刻を避けて高速道路を通過して、そのまま現地のゲレンデまでを一直線に向かいます。ゲレンデには午前中に到着することになるため、昼食の時間さえ確保できれば、あとは午後いっぱい、夕方になるまでスキーを楽しむことが可能です。一般にはゲレンデで何度でも使えるリフト券が付帯していますので、わざわざ滑る回数ごとにチケットを買い足す必要もなく、時間が無駄になりません。日帰りの場合、現地のゲレンデを退去するのは夕方以降となります。

ここからは元通りにバスで高速道路を通行して、早朝の集合場所に戻ります。時間帯としては道路が渋滞をする可能性もあるため、行きの行程よりも到着までに時間がかかることがありますが、すでにスキーを終えたあとなので安心です。